【ネット検索】範囲を指定してヤフーに削除命じる決定 東京地裁
インターネット上で自分の名前を検索すると、不名誉な内容が表示されるとして、東京の男性が検索結果の削除を求めた仮処分で、東京地方裁判所は、記事のタイトルや概要など範囲を指定して削除を命じる決定を出しました。削除する対象を明確に示した判断は初めてと見られます。関係者によりますと、仮処分を申し立てたのは東京に住む男性で、ヤフーの検索画面に自分の名前を入力すると、10年以上前に反社会的な集団と関係があったとする雑誌などの記事が表示されるとして、削除を求めました。