【科学】ロシアの研究者、3000℃の高温に対応する耐熱セラミック素材を開発
ロシア・トムスク大学の研究者が、従来よりもさらに高温に対応する耐熱セラミックを開発しています。現在開発の最終段階にあるというそのセラミックは、材質に炭化ハフニウムとホウ化ジルコニウムを積層したそのセラミック素材は、最大で3000℃以上に耐えられるとのこと。ソユーズやアポロといった宇宙船は、大気圏再突入時にアブレーターと呼ばれる特殊樹脂を機体に塗装しておき、それが再突入時に、溶けて蒸発する際に発生する気化熱で機体を冷却する方式をとっています。