【航空】MRJの米国飛行9月下旬以降にずれ込み 連日離陸後の引き返し、開所式日程も見直し
三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を進める国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の米国に向けた飛行が、9月下旬以降にずれ込む見通しとなったことが30日、分かった。機器の異常が原因で2日続けて離陸後に引き返しており、修理や経由地となるロシアの飛行手続きに時間がかかる。三菱航空機は、米ワシントン州の空港で9月9日(現地時間)に予定している飛行試験拠点の開所式についても日程の見直しを検討している。