【台風】岩手1100人孤立続く=屋根にSOS文字も-北海道3人不明・台風被害
台風10号による豪雨被害で、岩手県では1日も住民約1100人が依然、孤立している。グループホームの入居者らが死亡する被害が出た岩泉町では、住民17人と連絡が取れない状態が続き、県警と消防が安否確認を急いでいる。北海道でも川に流されるなどして3人が不明となり、捜索活動が続いている。岩泉町の伊達勝身町長は1日、役場で記者会見し、「安否確認が手付かずの地区がある」と述べるとともに、「救援物資が届いていない所もあり、自衛隊と協力して届けたい」などと状況を説明した。