【社会】国交省が三菱自に立入検査、発覚後も燃費不正 「良いデータ抜出すことに不正という認識なく」
三菱自動車工業の燃費の不正問題で、発覚後に行った再試験でも不正な測定が行われたことが明らかになったことを受けて、国土交通省は、経緯を詳しく調べるため、2日、東京・港区の三菱自動車本社などの立ち入り検査を改めて行いました。三菱自動車をめぐっては、ことし4月、燃費を実際より良く見せるためデータを改ざんする不正を行っていたことが分かりましたが、発覚後の再試験でも燃費のよいデータだけを抜き出して測定する不正を繰り返していたことが明らかになりました。