【原発】福島第一原発の凍土壁 9割以上で凍結 一部で追加工事 (NHK)
9月13日 9時44分
東京電力福島第一原子力発電所で、建屋の周囲の地盤を凍らせて汚染水の増加を抑える「凍土壁」の状況を監視する施設が12日、報道陣に公開されました。凍結した範囲は9割以上に達したものの、温度が下がりにくい一部の場所で凍結を促す追加工事が行われています。「凍土壁」は福島第一原発で汚染水増加の大きな原因となっている、建屋への地下水の流入を抑えるため、周囲の地盤を凍らせて全長1.5キロにわたる巨大な氷の壁を作り、地下水をせき止めるもので、ことし3月末に凍結作業が始まりました。