【魚曼】ニホンウナギ保護 河川などの環境改善の検討会発足 40cmの堰で遡上できず、うなぎが上りやすい魚道など検討
絶滅のおそれがあるニホンウナギを回復させるため、主なすみかとなっている河川や沿岸部の環境をどのように改善すればよいかを話し合う、環境省の検討会が発足しました。ウナギの生息に影響している堰(せき)がある場所には専用の魚道を設けることなど、来年の春までに具体的な対策をまとめることにしています。この30年間漁獲量の減少傾向が続いているニホンウナギは、おととしには国際自然保護連合から絶滅危惧種にも指定され、数が減っている原因として、乱獲や、すみかとなっている河川や沿岸部の環境の悪化が指摘されています。