【北海道】札幌・円山動物園、ゾウ施設工費9億円増で29億8000万円に…飼育動物の死相次ぎ屋内プール設置など改善、住環境充実
札幌市は14日、円山動物園に2018年度オープン予定のアジアゾウ展示施設の総工費が当初より約9億円多い29億8000万円に上ることを明らかにした。同園で、マレーグマなど飼育動物が相次いで死んだことを受けた改善策の一環で、屋内プールを設置するなどゾウの住環境充実が主な要因という。市財政課などによると、当初、計画になかった屋内プールなどを備えたゾウ展示施設は屋外部分と屋内部分からなり、総床面積は約5200平方メートル。