【3人寄れば】「もんじゅ」廃炉でも核燃サイクル推進は可能 電事連会長 運営主体は「難しい」
安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」の新たな運営主体が決まっていないことについて、電力各社でつくる電気事業連合会の勝野哲会長は、電力会社には技術的な知見がなく、運営主体を担うのは難しいという考えを改めて示しました。高速増殖炉「もんじゅ」は、安全管理上の問題が相次いだことから、原子力規制委員会が去年11月、当時の馳文部科学大臣に対し、日本原子力研究開発機構に代わる運営主体を特定するよう勧告しましたが、現在でも決まらない状況が続いています。