【社会】台風の影響により福島第一原発の汚染水が流出の恐れ。ポンプで汲み上げるなど対策急ぐ
台風16号の接近に伴う雨の影響で、東京電力福島第一原子力発電所では、護岸付近の地下水の水位が上昇し、汚染された水が港湾内にあふれ出るおそれが高まったということで、ポンプでくみ上げるなどして流出を防ぐ対策を進めています。東京電力によりますと、台風16号の接近に伴う雨で地下水が上昇するのを抑えるため、くみ上げ用のポンプを増やすなどしましたが、想定を超える雨があり、20日夜、10時前の時点で地下水の水位が地表とほぼ同じ高さにまで上昇したということです。