【考古】「犬の骨も一部あったが、食用か愛玩用だったかは不明」 高知・帯屋町遺跡、高級品の尾戸焼出土…上級武士の暮らし知る史料
17世紀前半に掘られたと見られるゴミ捨て穴=高知市本町5の帯屋町遺跡で、柴山雄太撮影
江戸時代の木札が大量に出土した帯屋町遺跡(高知市本町で)
出土した木札の一部。右側には清酒を進呈したことを示す「進上御諸白」の文字が、左側には「山内織部」と人名が書かれている
高知市教委は22日、17~19世紀(江戸時代)の帯屋町遺跡(同市本町5)で、土佐藩の御用窯で作られた尾戸(おど)焼の茶わんや中国・景徳鎮の磁器の破片などが出土した、と発表した。