【国際】ワシントン条約会議 EU、ウナギ調査提案 規制の恐れ 規制対象となれば、日本の食卓にも大きな影響
【ヨハネスブルク小泉大士】ヨハネスブルクで開かれている野生生物の国際取引に関するワシントン条約締約国会議は、25日の第1委員会で、世界各地に生息するウナギの資源保護について議論した。欧州連合(EU)は不透明なウナギの国際取引に関する実態調査を提案しており、日本も詳しい実態を示すよう求められている。調査の結果は今後の取引規制に関する議論を左右するとみられ、3年後の次回会議で、日本で大量に消費されているニホンウナギが規制対象となる懸念もある。