【医療】確立した検診法がない膵臓がん、4割は発見時に転移 早期診断の難しさ、データ裏付け
膵臓がん、4割は発見時に転移 早期診断の難しさ、データ裏付け 国立がん研究センター12部位集計国立がん研究センター(東京都中央区)は、平成26年にがんと診断された患者の情報約67万件を集計した。胃や乳房、肺など従来の5部位に加え、新たに食道や子宮頸(けい)部、ぼうこうなど7部位のデータを分析した結果、膵臓(すいぞう)がん患者の約4割が、がん発見時に既に他の臓器に転移するなど進行した状態だったことが分かった。