【長野】92件中90件ライト下向き 県内今年 歩行者はねる夜間事故
県内で今年、夜間に道路を横断中の歩行者が車にはねられた人身事故92件(22日時点)のうち90件(97・8%)は、事故を起こした車のライトが下向き(ロービーム)だったことが28日、県警が初めてまとめた統計で分かった。ライトが上向き(ハイビーム)になっていれば、防げた可能性のある事故もあったという。道路交通法では、対向車がある場合などにロービームに切り替えるよう定めているが、多くのドライバーがロービームを常時使用しているとみられる。