【社会】「過労死ライン」超えて残業する社員がいる企業、2割以上に
いわゆる「過労死ライン」を超えて残業をした社員がいる企業が、2割以上にのぼる実態が盛り込まれた。閣議決定された「過労死防止対策白書」には、いわゆる「過労死ライン」とされる、「1カ月の残業時間が、多い時で80時間を超える社員がいる」と回答した企業が、全体の22.7%にのぼる実態が盛り込まれている。また、1週間の勤務時間が60時間を超える社員を年代別に見ると、これまで最も多かったのは「30代男性」だったが、2015年は「40代男性」が最多となった。