【社会】<高速バス>運転手急病、あわや… ブレーキかけ大事故防ぐ 千葉県警高速隊、男性に感謝状
木更津市の東京湾アクアライン下り線で先月、高速バスの運転手が走行中に急病となり中央分離帯などに接触した事故で、千葉県警高速隊(林茂樹隊長)は10日、運転手の異変に気付き、機転を利かせてブレーキをかけ乗客の安全を確保したとして乗客だった佐々木優さん(28)=勝浦市=に隊長感謝状を贈呈した。先月13日夕、羽田空港発木更津駅行きの高速バスに乗り合わせた佐々木さんは、脳疾患で具合が悪くなり正常なハンドル操作ができない状態となった60代の男性運転手の異変を察知。