【社会】出所当日に女子中学生監禁 被告に懲役9年判決 札幌地裁
札幌市内で昨年10月、刑務所を出所した当日に女子中学生を車に監禁し、けがを負わせるなどしたとして、未成年者略取や逮捕監禁致傷などの罪に問われた住所不定、無職近藤順被告(39)の判決公判が11日、札幌地裁であった。高杉昌希裁判官は「誠に卑劣な犯行」として、懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡した。判決によると、近藤被告は昨年10月30日午後6時半ごろ、同市清田区の路上で、帰宅途中の女子中学生を無理やり乗用車に押し込み、布テープを体に巻き付けた。