【技術】竹中工務店と吉野石膏、優れた遮へい性を発揮する放射線遮へいブロック壁を共同開発 福1原発の新事務本館受付部に設置
竹中工務店と吉野石膏(東京都千代田区、須藤永作社長)は11日、ガンマ線やエックス線に対して優れた遮へい性能を発揮する放射線遮へいブロック壁を共同開発したと発表した。石こうに、硫酸バリウムを添加することで比重が高まり、一般的に遮へいに使われる普通コンクリートと比べて遮へい性能が向上。粒子が細かく、形状の自由度が高いため、目地処理を必要としない簡易な施工方法で工期を大幅に短縮できる。