【歴史】「巨大な墳墓、年号が入った中国鏡は畿内でしか見つかっていない」 ネット介し「邪馬台国」論争、吉野ケ里と奈良つなぎ★2
邪馬台国の九州説と畿内説を討論するフォーラム(吉野ケ里公園管理センターなど主催)が9日、吉野ケ里町の同センターで開かれた。奈良県の万葉文化館とインターネットでつなぎ、研究者6人が交わす激論を両会場の歴史ファン計550人が見守った。九州説では、佐賀女子短期大学名誉教授の高島忠平さんら3人が、吉野ケ里遺跡から居所、宮室、楼観、城柵が出土し、中国の歴史書「魏志倭人伝」の記述と一致する点を強調した。