【歴史】ブーメランが頭に刺さって死亡か 13世紀の男性の遺骨から判明
13世紀に頭蓋骨に傷を負って死亡した男性の遺骨が2014年に、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のトゥーレイル国立公園にある川岸で発掘された。この男性は、先住民のアボリジニが使っていたブーメランが頭に刺さった可能性がある。この口をあんぐりと開けた人骨を分析した研究者グループは、人骨は13世紀に暴行を受けて死んだ青年のものと考えており、頭蓋骨の深い傷は、木製の刃のついたワォンナという戦闘用ブーメランで一撃を食らった傷とみられる。