【社会】医師89人を処分へ 資格「精神保健指定医」を不正取得した疑い
重い精神障害がある患者に強制的な入院が必要かどうかなどを判断する精神保健指定医の資格について、全国の49人の医師が不正に取得していたことが厚生労働省の調査でわかりました。厚生労働省は上司にあたる指導医と合わせて89人を対象に資格を取り消すなどの処分を行う方針です。精神保健指定医の資格を巡っては去年4月、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院で11人の医師の不正取得が明らかになり、厚生労働省が全国の3000人余りの医師を対象に調査を進めていました。