【日露平和条約交渉】プーチン大統領「(合意までの)期限を設けるのは有害」 訪日時に領土問題で思い切った決断する可能性を事実上排除か
ロシアのプーチン大統領は27日、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉について「(合意までの)期限を設けるのは不可能であり、むしろ有害だ」と語った。タス通信が伝えた。南部ソチで開かれた内外のロシア専門家の会議で「今後2~4年間で平和条約締結は可能か」と問われたのに対し、否定的に回答した。プーチン大統領は、強い信頼関係にある中国との国境画定交渉ですら40年を要したと指摘。