【社会】刑法犯の48%が再犯者、高齢者は4割が再犯まで半年未満 平成28年版「犯罪白書」
平成28年版犯罪白書は、「再犯」に関する特集を設けた。それによると、刑法犯として摘発された人のうち、48%が以前に摘発されたことがある再犯者だった。また、23年に刑務所を出て、5年以内に再び罪を犯した65歳以上の高齢者のうち、4割は再犯に至るまで半年未満だったことも分かった。今回のまとめは、24年7月に政府の犯罪対策閣僚会議で策定した「再犯防止に向けた総合対策」の見直し時期が来年に迫っているため、最新の状況を整理したもの。