【共産党研究】いまさら中国批判か? 「リアルな脅威ではない」一蹴してきた志位委員長
日本共産党は来年1月、第27回党大会の開催を予定している。そのための大会決議案もすでに公表されている。この決議案で注目すべきは、厳しい中国批判がなされていることである。マレーシアで今年9月、アジア政党国際会議の総会が行われた際、「宣言」の内容をめぐって中国共産党と対立したのだ。宣言起草委員会が全会一致で決めた「宣言案」から、中国の横やりで「核兵器禁止条約の速やかな交渉開始」が削除されてしまったのが原因である。