【天皇陛下ご譲位】論点整理へ着手 譲位、摂政、法整備が焦点
政府は7日、天皇陛下の譲位への対応などを検討する「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第6回会合を首相官邸で開き、専門家16人からのヒアリング内容を精査し、論点整理に向け意見集約に着手した。今後は専門家の中で意見が割れた譲位の是非や摂政の設置、法整備のあり方を集中的に議論する。会合では、専門家の意見について、譲位の是非をはじめ、天皇の負担軽減を実現するための摂政設置、譲位を認める場合の法整備は恒久法とするか、一代限りの特別措置法とするかといった点で「意見が分かれた」ことを確認した。