【社会】日本文化にみられる“心理的な歪み”…TVドラマに抱く違和感
日本のTVドラマを見ていて不思議に思うことがよくある。かなり気取った友人との集まりでも、ソファの下に座って低いテーブルに料理を並べている風景だ。雑談しながら赤ワインをグラスで飲む。画面を眺めながら「あっちのダイニングのテーブル使えばいいじゃない」とぼくは思う。東京周辺の平均的な家庭に応接セット
(2つの1人掛けソファ+3人掛けソファ+テーブル)が普及したのは1960~70年代と記憶しているが、最初の頃、応接セットは「応接間」と呼ばれる空間に置かれていることが多かった。