【社会】集団検診責任者が独断で41人から不要な採血 大阪市、医療法人を厳重注意
大阪市が40歳以上の国民健康保険加入者を対象に実施している特定健康診査(集団健診)の受診者41人が、本来なら必要のない貧血検査用に採血されていたことが分かった。市が13日発表した。市は受診者におわび文書を送付し、健診業務を委託している高槻市の医療法人を厳重注意した。大阪市によると、11月28日に城東区保健福祉センターで受診した41人の中に貧血検査が必要な人はいなかったにもかかわらず、通常の採血に加え、貧血検査用に1人あたり2ミリリットルの血液を全員から採取した。