【生前退位】政府の有識者会議、退位の恒久制度化は難しいとの認識で一致
天皇陛下の退位をめぐる政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)は14日午前、首相官邸で第7回会合を開き、将来にわたる退位の制度化は難しいとの認識でメンバー間の意見が一致した。有識者会議は1月後半にまとめる予定の論点整理にこうした方向性を盛り込む見通しだ。御厨貴座長代理は会合後の記者会見で、退位の恒久制度が困難との意見が出たことを紹介した上で、「私の感じではオーソライズされた」との認識を示した。