【宇宙】ルビーやサファイアの雲が存在? 地球から1000光年先の惑星、英大学が調査
地球から1040光年離れた惑星「HAT-P-7b」では、ルビーやサファイアの雲が高熱の風に吹かれている可能性がある――そんな研究成果を、英ウォーリック大学がこのほど発表した。HAT-P-7bは、地球と比べると約15倍大きい太陽系外のガス惑星。研究チームが米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「ケプラー」で観測したところ、同惑星の夜側の面から雲が発生し、暴風に運ばれて昼側の面で蒸発するという大気循環の仕組みが分かった。