【福島】除染ごみの袋、カッターのようなもので切られる 山間部の仮置き場 環境省
環境省は14日、東京電力福島第1原発事故で発生した除染廃棄物を一時保管する仮置き場で、木の枝や草などの除染ごみを詰めた樹脂製の袋22個にカッターのようなもので切られた跡が見つかったと発表した。袋には穴が開いていたが中身は散乱しておらず、周辺の放射線量に異常はないという。9日午後2時ごろ、福島県川内村上川内の山間部にある仮置き場から、同県大熊町の中間貯蔵施設への搬出作業を監督するため、現場を訪れていた環境省職員が袋に切られた跡を発見した。