【科学】イプシロン2号機打ち上げ成功、探査衛星エルグを軌道投入 小型衛星の打ち上げ市場への参入をめざす
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日午後8時、固体燃料ロケット「イプシロン」2号機を鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。約13分後、搭載した探査衛星「エルグ」を分離し、予定の軌道に投入。打ち上げは成功した。イプシロンの打ち上げは2013年9月の初号機以来、3年3カ月ぶり。H2Aのような液体燃料ではなく、扱いやすく短時間で発射できる固体燃料を用いた新型ロケットで、全長はH2Aの半分ほど。