【生き物】植物の葉に擬態した虫が2億7000年前に生息していたことが判明
葉のように見える昆虫種が約2億7000万年前に生息していたことを明らかにした論文が、今週掲載される。この新知見により葉の擬態を示す化石記録が1億年以上も時代をさかのぼることになった。キリギリスの現生種は、葉の擬態がよく知られており、それによって捕食者の目の前で身を隠すことができる。葉の擬態の最古の証拠は、中生代(約2億5,200万~6,600万年前)のものであり、キリギリス類自体の起源が、中生代のジュラ紀(約2億100万~1億4,500万年前)だと考えられていた。