【歴史】北条早雲の城攻めで燃えた 扇谷上杉氏の拠点・大庭城跡で発見の炭化米分析結果で判明
北条早雲の城攻めで燃えたとみられる炭化米(藤沢市提供)十五世紀中ごろから後半に築城され、現在は公園として整備されている大庭(おおば)城跡(藤沢市大庭)の発掘調査で見つかった炭化米が、北条早雲による城攻めの際に燃えたものとみられることが、市が民間業者に委託した分析結果で分かった。大庭城は、関東の雄だった扇谷(おうぎがやつ)上杉氏が拠点としていたが、後北条氏の祖である北条早雲が一五一二年に攻め落としたとされる。