オバマ大統領、政権最終局面でイスラエル孤立化政策に転換…入植決議案で拒否権を発動せず トランプ氏は親イスラエルの姿勢を明確化
任期を残すところあと1カ月を切ったオバマ政権が、政権の最終局面で米国の中東政策の要となるイスラエルを見限り、イスラエル孤立化政策に転換した可能性が強いことが明らかとなってきた。国連の安全保障理事会は先週金曜日、イスラエルを対象にヨルダン川西岸地区入植地非難決議を裁決。安保理ではこれまでもイスラエル非難決議を採決する動きが続いてきたが、これまでの採決は全て米国が拒否権を発動することで、裁決までには至らなかった。