春日大社の刀 北条氏奉納の「黒漆太刀」か 「これほどいい状態で残っていることは珍しく、国宝に指定されている太刀と比べても遜色ない」
春日大社の刀 北条氏が奉納か
奈良の春日大社に保存されている古い刀を調べたところ平安時代から鎌倉時代にかけて作られた「黒漆太刀」と呼ばれる刀であることが分かり、神社は鎌倉時代に権勢を振るった北条氏が納めたと伝えられる太刀の可能性が高いとしています。春日大社では、昭和14年に神社の宝庫の天井裏から見つかった3つの太刀について、20年に一度、社殿などを修復する「式年造替」にあわせて磨いたものを今月、東京国立博物館に委託して詳しく調査しました。