【国際】パン国連総長「シンデレラの気分」 職員にお別れ
2期10年の任期を終え、31日に退任する国連の潘基文事務総長は30日、国連本部で職員らを前にした別れのあいさつで、「シンデレラのような気分。あすの夜12時ですべてが変わる」と冗談を飛ばした。任期中、泥沼化したシリア内戦やエボラ出血熱流行に対する初動の遅れなど、批判にさらされることの多かった潘氏。12月中旬の記者会見では「後悔することの方が多かった」と無念さをにじませたが、あいさつでは「大みそかの夜、私は(恒例の年越しイベントが行われる観光名所の)タイムズスクエアにいる。