【国際】米海軍、西太平洋に空母打撃軍を近く派遣 中国の海洋進出警戒か
米海軍は原子力空母カール・ビンソンを中心に編成された空母打撃群を西太平洋に近く派遣する。空母「遼寧」を西太平洋や南シナ海に進出させるなど遠洋での海軍力を急速に強める中国への警戒感が背景にあるとみられる。トランプ次期大統領も中国の海洋進出に警戒感をあらわにしており、米中緊張への懸念が高まっている。米海軍によると、空母打撃群は5、6の両日にかけて西海岸サンディエゴを出港し、アジア太平洋地域で対潜水艦作戦や砲撃訓練を含む軍事演習を行う予定。