【社会】「校長から『申し訳なかった』と連絡」 点検怠りまた悲劇 ゴール下敷き小4死亡 国の指導徹底されず
児童生徒が倒れたゴールの下敷きになる悲劇がまた繰り返された。国は地面への固定を何度も指導してきたが、小学4年の男児が死亡した福岡県大川市の小学校では対応を怠り、凶器となって男児にのしかかった。学校で児童生徒がけがや死亡した際に支払われる災害共済給付事業を運営する日本スポーツ振興センター(東京)などによると、ゴールは両脇の柱と、上部のクロスバーが全重量の大半を占める不安定な構造で、一度バランスを崩すと一気に前方に倒れるという。