【企業】負債11億…神田神保町の老舗「芳賀書店」の社長に21歳で就任した三代目。まず始めたことは身内を切ること
本の街、神田神保町で80年もの歴史を誇る老舗である芳賀書店。三代目・芳賀英紀さん(35歳)が会社を継いだのは21歳のときだ。「母の事故を機に父親から会社を継いでくれと言われたんです。もともと僕自身は本気で歌手を目指していて、事務所と契約した矢先。継ぐつもりはありませんでした」しかし、なおも父親が懇願するため、軽い気持ちで帳簿や経理書類を確認したところ、記されていたのは膨大な負債の記録だった。