【社会】NHKの受信料着服、タクシー不正使用問題で21人処分
NHKは20日、横浜放送局の職員が平成27年5月から28年8月までの間に受信料の辺戻手続きを悪用し、51万円余りを着服していた問題で、管理・監督する立場にあった10人を訓告や厳重注意処分にしたと発表した。問題の職員はNHKが内部調査中に死亡している。NHKによると、この職員は前払いの受信料を途中解約した人に解約以降分を返金する制度を悪用し、自分と同じ姓の契約者を探し出したうえで、返金が必要になったとする虚偽理由を記載した架空の返戻伝票を起こし、返金先を自分名義の銀行口座にしてだまし取っていた。