三菱重工、MRJの初号機納入を20年半ばにすると正式発表…納期遅延でANAはMRJで運行予定だった路線にボンバルディア社の機体を投入
三菱重工業(7011)の宮永俊一社長は1月23日、子会社の三菱航空機が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の量産初号機の納入時期について、2年延期となる2020年半ばにすると正式発表した。MRJの量産初号機の納期延期は、今回で5回目。当初は2013年だったが、その後2014年4-6月期、2015年度の半ば以降、2017年4-6月期とずれ込み、直近では2015年12月24日に、2018年中ごろとする納期が示されていた。