【企業】それでも東芝が原子力部門を切れない「特別な事情」 背後に経産省とアメリカの影が見える
銀行も「お手上げ」状態
まるで年中行事のように、年度末決算が近付くと経営危機が露呈するパターンが定着した感のある、あの東芝が、今年も(定石ならばあり得ない)自らの首を絞めかねない誤ったリストラクチャリングを強行する構えだ。報道によると、その柱は、毎年、巨額の損失を出して東芝を破たんの危機に追い込んできた原子力部門を存続するため、最後の”虎の子”の半導体メモリー部門を分社化、外部からの資本の受け皿にするというものだ。