【国際】「米国人がやったことは我々にもできる」 オランダ総選挙、欧州極右に吉と出るか…3月の選挙で欧州各国の先導役になる可能性も
【アムステルダム】今もネット上で売買される有名な1962年の航空会社のポスターは「慎重で時間厳守のオランダ人」の「信頼性」をうたっている。オランダは落ち着いた寛容さや親ビジネスでも定評があり、調和の取れた合理性というイメージの国だ。しかし不合理さの時代を迎え、それが現実にかき消されつつある。3月15日に行われるオランダ総選挙に向け、世論調査では一貫してヘルト・ウィルダース党首率いる極右政党「自由党」がリードを保っている。