【社会】「10分の1程度の人員でも作業できるようにしたい」 建設現場に自動化の波…熟練者引退、人手不足に対応
清水建設が開発した人の腕のようなロボット=同社提供
大手ゼネコンが建設現場で機械の自動化やロボットの導入を進めている。建設業界は職人の大量離職が予想されるため、人手不足の解消策として本腰を入れている。2020年の東京五輪に向けた再開発やインフラ整備での活用にも期待が高まっている。ゼネコン各社は現在、転職した元職人を集めたり、引退が迫った熟練者を引き留めたりして必要な作業員を確保している。