【社会】ゲノム編集2氏に日本国際賞=ネット暗号技術にも―国際科技財団
国際科学技術財団は2日、2017年の日本国際賞を、全遺伝情報(ゲノム)を効率的に改変するゲノム編集技術を開発したフランスのエマニュエル・シャルパンティエ博士(48)と米国のジェニファー・ダウドナ博士(52)らに授与すると発表した。日本国際賞は科学技術全般を対象に、毎年異なる二つの分野から選ばれる。生命科学分野では両氏が受賞し、情報通信分野ではインターネットなどで広く使われる暗号を開発したイスラエルのアディ・シャミア博士(64)が選ばれた。