【法廷】元名大生タリウム事件 検察「タリウムが殺人事件で使われたことを調べている」→弁護士「死亡する可能性まで思っていなかった」
高校の同級生らに、劇物「タリウム」を飲ませたとして殺人未遂の罪に問われている名古屋大学の元女子学生の裁判員裁判で、検察側は「死亡する認識があった」と主張しました。殺人未遂などの罪に問われているのは名古屋大学の元女子学生(21)です。起訴状によりますと、元女子学生は高校生だった2012年、宮城県内で同級生ら2人に硫酸タリウムを混ぜた水を飲ませて殺害しようとし、重傷を負わせたとされています。