【社会】島根県弁護士会「身だしなみを整えたいとの被告の要望は尊重されるべきだ」 松江刑務所、被告の散髪断る…丸刈り以外はNG
松江刑務所の拘置施設に収容されていた男性被告が、2013年にあった裁判員裁判に出廷するため理容業者による散髪を頼んだが刑務所に断られていたことが分かった。男性被告は「伸び放題の状態」で裁判に臨んだといい、島根県弁護士会は男性被告からの人権救済申し立てを受け、1月31日付で松江刑務所に改善を求めた。法務省は訓令で、被告の調髪は理髪作業をする受刑者か、施設側が選んだ理容業者に依頼すると規定している。