【社会】「本日釈放となります」留置中の組員情報をSNSで漏洩、広島県警警部補を書類送検
広島県警は3日、会員制交流サイト(SNS)で暴力団組員に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いで男性警部補(51)を書類送検し、減給の懲戒処分とした。警部補は同日付で退職した。書類送検容疑は、警察署の留置担当官だった平成26年7~8月、携帯電話でSNSを利用し、県内で活動する40代の暴力団組員に「本日なにもなしで、釈放となります」などとメッセージを送り、留置中だった複数の組員の処分に関する情報を漏えいした疑い。