社会経済的地位の底辺にいる人々は、頂点にいる人々に比べて平均寿命が約2年短いとする大規模調査結果が1日、発表された。(写真は資料写真)疾病や早死にのリスク要因としては、アルコールの過剰摂取や肥満よりも社会階級の方がより深刻であり、リスクの度合いは運動不足とほぼ同じだと研究チームは指摘している。研究を率いた欧州委員会の資金援助を受けるコンソーシアム「ライフパス」によると、平均寿命の短縮幅は、アルコールの過剰摂取が6か月、肥満が8か月だったのに比べて、下層階級では25か月だった。

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