【JAXA】こうのとり、大気圏に突入し燃え尽きる…宇宙ごみ低減実験は失敗
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、国際宇宙ステーション(ISS)から分離した無人補給機「こうのとり」6号機が同日未明に大気圏に突入し、任務を終えたと発表した。突入前に予定していた宇宙ごみの低減実験は、装置の不具合で断念した。実験は先端に重りを付けた長さ約700メートルの導電性ケーブル(テザー)をこうのとりから放出し、電流を流して地磁気との干渉で生じる力を利用して、宇宙空間のごみを落下させられるかを調べる予定だった。